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弊社の歴史のひとコマ
縄文の昔より、食器として木製の器を使い、樹液のうるしを塗ることで丈夫になることを知っていた、私たちの祖先。江戸の昔まで庶民の食器はすべて漆器でした。外国人はその美しさに魅せられ、模倣の商品が多数作られ、いつしか漆器のことをjapanと称するようになりました。欧州には今でも骨董品のなかに数多くのjapanが価値あるものとして残されております。浮世絵が海外で先に評価されたことと似て皮肉にも思えます。陶器chinaの量産で安価なものが出回り、やがて食器としての漆器は、汁椀、盆・・にとどまるようになりました。現在では主流となった合成漆器ですが木と漆の自然素材の傑作といえる本来の漆器に勝るものはありません。近年漆の抗菌性が証明され、食材を安心に保存できる塗料としての漆が注目されてきております。四季の移ろいに心打たれ、慶事、仏事には喜び悲しみを分かち合い、自然の恵みと共に歩んできた日本人。感謝の気持ちを忘れず日々過ごしてきた古来の祖先の姿があります。日本の場合、感謝の表現として、贈答品の習慣があるように思います。慶弔問わぬ引き出物として、各種お祝い(結婚祝い、出産祝い、新築祝い、開店祝い、退職祝い)に、ご返礼の内祝いに、日本人の心ある漆器は必ずや喜ばれるものと存じます。
弊社の喜びはそのような商品が、お客様に喜ばれることにあります。 の商標はその気持ちを表現しております。偏henは<喜>、旁tukuriは<西>の篆書tensho体で揮毫したもので、”西喜nishiki”です。どこか錦nishikiを連想し鮮やかな広がりが感じられれば幸いです。これからも皆様に愛され、感謝される商品作りを心がけてまいります。
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